いつの間にやら蛇仕え

蛇と過ごす日々の記録

*

餌マウス、買うのと飼うの、どっちがどぅなの?

      2015/11/09

餌マウスって、買うのと自分で飼うのとどっちがお得なんでしょう?

ツイ友さんいわく、
「餌やその他の維持費を考えたらとんとん」
と言っていましたが、私もそう思います。

ぶっちゃけ、冷凍マウスの方が断然「楽」
だと思います。

でも…
でもね…

飼ってみたかったんです。

しかも「目的」を持って。

ただ単にペットとしてではなく、
増やして餌にするという明確な目標のもと、
マウスを飼ってみたかったんです。

飼うのは冷凍マウスの「楽」に比べると、
同じ字でも「楽しい」です。

「またこんなにあちこちに餌をばらまいて~」

なんて言いながら、餌をエサ入れに集めたり、
住まいの掃除をしたりしていると、つくづく、
私って生き物好きなんだなぁ…と思います。

可愛いくて大事に成長を見守ってきたマウスを
餌にできるドライな心も持ち合わせていますが。。

買うメリット・デメリット

冷凍マウスを買うメリットは、
なんと言っても管理が楽です。
お世話も必要なく、冷凍庫で保管して、
餌を与えたい時に解凍すればOK♪
蛇が食べない時には買わないなど、
在庫管理もし易いです。
無菌(SPF)のものも手に入れる事ができます。

デメリットとしては、
・冷凍マウスだと食べない蛇もいること(個体差として)、
・品薄な時があること、
・蛇が食べなかった時のロス、
・冷凍庫にネズミを入れることに抵抗がある家族が
いることがある…

といったところでしょうか。

飼うメリット・デメリット

餌マウスを自家繁殖するメリットは、
・冷凍マウスを食べない蛇への対策になること、
・喰いつきが良いこと、
・与えたい時にすぐに与えられること、
・微妙なサイズ調整ができること
(ピンクマウスのMとLの間とか、大きめホッパーとか)
・見て、世話して楽しいこと(少数派?)、

デメリットは
・日々のお世話が必要不可欠
(楽しい人は問題なし・でも家を開けるのが困難)
・維持費がかかる
・ある程度の繁殖計画が必要
・臭い問題
・活マウスの場合、蛇に攻撃することがある
・…可愛くてね(;´Д`)

…とまぁ、こんなところでしょうか。

飼育を続けるうちに何かあれば追記していきます。

維持費など、金銭面での実情は?

2015年7月25日にマウスをお迎えして、
約3ヶ月経ちました。

ご参考までに、ここまでに支払った金額を記載します。
(物資のみ・光熱費は除きます)

2015.7.25

【初期投資】(1回目の買物)

マウスオス(国産) 1匹 280

マウスメス(韓国産)2匹 480×2=960

プラケ 1280

フード 475

ウッドチップ 189×3=567

猫砂 555

ウォーターボトル 303×2=606

小計 4723

税金 377

合計 ¥5100

2015.9.3

【追加購入品】(2回目の買物)

プラケ 1280
フード  475
水ボトル 909(303×3)
小計  2664
税    213

合計  ¥2887
累計  ¥7987

【追加購入品】(3回目の買物)
9/12
プラケ 1280
フード    950(475×2)
小計  2230
税      178
合計 ¥2408

9/13 (4回目の買物)
ウッドチップ 378(189×2)
税         30
合計    ¥408

合計  ¥2816
累計 ¥10803

2015.9.25

【追加購入品】(5回目の買物)

猫砂(ヒノキ)     498
ウッドチップ(特売) 894(298×3)
フード         475
チモシー(牧草)    248
小計         2115
税           169

合計 ¥2284
累計 ¥13087

ここまでで13000円ちょいかかっています。
ただ、私は「切らしたら困る」ストック派なので、
実際はウッドチップや猫砂、フードなどは
買ってはいるけれど手付かずの物が多くあります。

特売だったりすると、買っちゃいます^^;

未開封のものの額を計算してみたところ、
1800円強でしたので、
厳密に言えば、11200円くらいです。

マウスの頭数が増えると、フードの減りが
劇的に速くなり、掃除の頻度も増えるので、
ウッドチップや猫砂の消費量が増えていきます。

3匹が3ヶ月で何匹になった?

↑これ、一番気になるところですよね。

3匹買ってきたマウスが、13000円投資して、
今何匹になっているのか…

私はO型ですが、マウスが生まれた日、頭数、
雌雄の内訳、餌にした数などを記録しています。
(ちょっとドヤ顔)

今現在のマウスの数は、

【2015.10.26現在】

成体
雄 3匹
雌 7匹

雌雄判別可能な子ども
雄 2匹
雌 3匹

雌雄判別不可能な子ども
20匹

ピンクマウス状の子ども
45匹

合計 80匹

餌にしたマウス
成体
雌 2匹

雌雄判別可能な子ども
雄 13匹

雌雄判別不可能な子ども
1匹
亡くなってしまった子ども
10匹(藤ちゃんが食べた)

餌合計 26匹

改めて計算してみて、今プラケ3つで80匹もいる
ということに驚きです^^;

餌にした分も入れれば100匹を超えていたのね。。

はじめの3匹は、3ヶ月で100匹近くに増えました。
まさにネズミ算~。

11200円で100匹ならば、まぁ、「とんとん」というのも
納得です。まだ「いる」だけで、「えさ」にはなって
いませんしね^^;

ちょっと厳しい見方をして、
餌としての「実績」で言えば、まだ26匹です。

うちのマウスを食べたのは麗ちゃんと藤ちゃん
だけですし。。

ストックがあるので他の子たちには冷凍の
マウスを与えています。

ただ、マウスとの暮らし…プライスレス ←古っ
てのはあると思います。

マウス計画はいかに…?

さてさて、増えてきたマウスですが、
どうやりくり(?)するか…

今の所は、生まれた子が育って雌雄の
判別がつくようになったら、もう少し大きくして、
雄を餌にしています。

そして、雌は次の子を産むために残します。

雌の数は各プラケに3匹いれば良いと思っています。

はじめの2匹の雌のうち、沢山子を産む子と
そうでもない(比べれば)子がいて、それが
遺伝しているようなので、沢山子を産む方を
優先的に残そうと考えています。

あと、雌は出産は1度で餌になってもらうのが
良いと思います。

先日の痩せてしまった母マウスの子が発育不全
で亡くなってしまったことを受けての判断です。

ですが、授乳中に既にお腹が大きくなっている
雌がいたりして、なかなか予定通りにはいって
いないのが現状だったりしています^^;

この点に関しては、現在は基本的に1プラケに
雄1、雌3ですが、雌が3匹とも妊娠した時点で
雄は餌になってもらうのもひとつの手だと思います。

これにより、出産直後の後追い妊娠を裂け、
同時に母体への負担減にもなります。
食べて、排出する個体が減る分、維持のコストも
減りますね。

子どもの世話をあまりしない怠け者母がいる場合は
出産・授乳を終えた母をもう少し残して、育児を
してもらうようにします。(そして怠け者母から餌に
するのだ( ゚д゚))

また、複数の雌が同じ位の時期に出産して、
子どもが沢山いるのに、1匹しか世話をしなかったり
すると、母乳にありつけずに亡くなってしまう
子が出てくるので、そのあたりも配慮と調整が
必要です。(具体的にどうするかは、実際に飼って
いくうちに何となくわかって来ます)

子どもの数と成長と雌雄を見つつ、蛇の食欲にも
合わせつつ、親の数を調整しながら我が家に最適な
数を維持する…何とも難しいですね^^;

我が家は基本的に死んだマウスに餌付いているので、
多すぎる時は締めて冷凍できる分まだ良いのですが。。

限られた設備で繁殖させているので、私の
マウス道はなかなか奥が深いです。

人間側である程度コントロールができるとはいえ、
相手は生き物…なかなか思う通りにはいきません。

マウスにも、働き者と怠け者がいるんです。
小さいうちから兄弟の世話をする子もいれば、
我が子の世話をしない母もいます。←餌候補

各マウスも性格がそれぞれ異なるんです。
↑秩序を乱す個体から餌にします

プラケごとに雰囲気・反応が違えば匂いも違います。

このへんは、ほんと、面白いですね。
そしてかわいいです。
最終的には餌にしてしまうのですが…^^;

意外にも、我が家のマウスで最も永らえているのが、
はじめに買ってきた3匹のうちの雄、「マウ夫」です。

彼は子どもの世話を良くするし、雌の扱いも上手いので
まだしばらく現役で頑張ってもらう予定です。
(雌の扱いとか、個体差が大きくて見ていて楽しいです)

今思えば、一番マウス貧乏(?)だったのは、
一回目の出産が2匹同時で、麗ちゃんが食べるように
なったのに、食べさせるマウスがいなくなってしまった
時だったと思います。

今では9匹の雌がそれぞれのペースで出産
しているので、色々なサイズの子どもがいて、
餌にできるマウスがいなくなることがなくなりました。

その点から考えると、当初掃除などの世話の
面から1つのプラケに3匹でスタートしたのですが、
雌3匹雄1匹の計4匹スタートにすれば良かったと
思います。(今や1つのプラケに子どもも入れれば
30匹近く入っていることもあるので…)

今後はマウスの病気やアクシデントなどによる
全滅がないように気をつけながら日々のお世話をして、
我が家に調度良い数を維持していければと思っています。

 

 - エサ, マウス

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Comment

  1. 坂口 より:

    良いアドバイス有り難うございます
    マウス飼育始め二匹ホッパーからのスタートでしたので参考になりました

    • にゅり より:

      坂口様♪
      コメントありがとうございます^^
      お力になれたようで嬉しいです^ー^
      我が家も3匹からスタートして、今だに累代が続いています。
      ホッパーからのスタートでしたら、出産までにはもう少しかかりますね^^
      雌が複数いると、繁殖スピードも急増しますよ♪

  2. ゴリ。 より:

    こんにちは。はじめまして。
    私もラットを自家繁殖させていますが、ブログ主さん結構初期費用かかっておられですね。私は床材に新聞紙をシュレッダーにかけたものを使っています。
    エサはラビットフードをブレンドしてかさましの様なことをしてコストを押さえています。最初数が多くなってきた時みるみるエサが減っていき食べる量にビックリしました。

    • にゅり より:

      ゴリ。様
      はじめまして^^
      コメントありがとうございます♪
      ラットでしたら餌や床材などの消費も激しいでしょうね。
      我家は現在相変わらずパイン材ですが、猫砂は、マウスが齧っているのを見かけて以来使用をやめております。
      餌もハムスターフード100%です。
      餌になる直前まではペット気分で接しておりますので(うまく表現できませんが…)、コストなどはあまり考えていないような気がします^-^
      20キロのマウスフードが2カ月持たない時はコスト云々よりもお世話が忙しかったですが、マウスたちの小さな世界を覗き見るのが結構好きなんですよね^^
      思うとおりに繁殖を調整するのはなかなか難しいですが、お互い順調にいきますように☆ミ

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